王宮のある広場の入り口、この白い壁に囲まれて町がある。 ベチャの勢ぞろい
 ジョグジャ名物ベチャにアンドン
AM6:00ようやく明るくなりつつあるバリの空をジョグジャに向って飛行機が飛ぶ。
1時間10分のフライトであるが、ジャワ島は1時間時間が遅れるので、到着はAM6:10。
ホテルもスケジュールも何も決めていない旅です。

まずはバティックの工場が沢山あると言うJL.Tirtodipuran通り近くのホテルに今日の予約を入れに行こう。・・・・満室!
その次のホテルも満室!途方に暮れる私にベチャの御兄さんが声をかけてくる。
ベチャとは自転車の前に座席が着いている馬車のような乗り物だ。
馬が引く馬車がアンドン、人がこぐ乗り物がベチャだ。

一軒一軒ホテルを巡るんだもん、ベチャの方が小回りが効くだろうと思い1日チャーターする事にした。この時期学校の長期休暇なので国内旅行者で賑わっているとのこと。
ホテル探しだけで時間が過ぎるのはもったいない、通り道にあるバティッ工房にも寄りながらホテル探しを続ける。
この通りには確かにバティック工房が沢山ある、しかし高いのね・・・・。
工房と言えどもすでに観光客向けのショップ化していてお土産用の品々が並びます。
「違う!なんだか違うぞ〜!私の求めているバティックの旅はこんなんじゃな〜〜い!」
もっとこう、なんと言うか、職人がひっそりとバティックを作っている、そんな風景が見たいのだ。

志半ばにして挫折。ホテルも見つからないしバティック屋も芳しくないし・・・・。

気分転換にちょっと観光でもしますかとクラトンに行ってもらう。
クラトンとはジョグジャの王宮です。ジョグジャの中心に位置し観光の中心でもある。
白壁に囲まれた王宮内に門をくぐってはいると大きな広場があり真中には大木が、のどかな風景だ。広々としたこの白壁は町一つ囲んでしまっています。
この白壁の中にタマン・サリ(水の宮殿)もパサール・ンガスン(鳥市場)も、クラトン(王宮)もみーんな詰まっています。
ベチャで走るのは景色がゆっくり流れて写真も取れるし、のどかでなかなか良いのですが、排気ガスにむせぶこともしばしば。
負けるもんか〜。
(笑)ベチャのお兄さんだって大変なんだから文句は言いませんよ。

ベチャのお兄さんがジョグジャ名物の「ナシ・グデ」を食べなさいと進める物だからとりあえず食べよう。
「う〜〜ん、1度食べれば良いや」と言うものです。(笑)
白いご飯にいろいろなおかずを入れるのはパダン式なのですが、乗せる具が甘くどいひき肉のそぼろ、これが味の決め手らしい。その他もナンカの煮たの、鳥足の煮たの、煮卵、ブタの油の煮物などなど。これがどれも甘くどく味付けしてあるんです。
ベチヤのお兄ちゃんはおいしいかもしれないが、私的には今一つ・・・。
はっきり言ってジョグジャではおいしい物にありつくことは出来ませんでした。
ローカルワルンと屋台しか無いみたい。これは私のお勉強不足でしょうか?

クラトン内ではワヤン・ゴレッと言う人形劇が始まる所だった。
バリのガムランと違い、雅な宮廷ガムランの響きは眠りを誘う。ウトウト・・・・。
宮廷内は広く、博物館やガムラン練習所など沢山の建物が建っている。その建物はオランダの植民地を思わせるコロニアルなデザインと、インドネシア風がうまくミックスされていてステキだ。

その後、水の宮殿タマンサリを回ってもらい、とりあえずジョグジャカルタ内の観光が済む。

肝心のホテルが決まっていないのを思い出し、いろいろとホテルに電話をしてみる。
Jl.マリオボロ近くにあるホテルが空いているというのでベチャを走らせる。
お世辞にもステキなホテルと言うものではありませんが兎に角宿にありついた。
荷物がなくなり身軽になって次は観光案内所へ。
明日はソロとボロブドゥールに行くのでその下調べです。
バスの乗り方や列車の乗り方時間割まで親切に教えてくれますから、困った時はマリオボロにある観光案内にレッツゴーです。

お次は・・・そうそう、私はバティックに巡り会う為にジョグジャに来たのよ。私の求めるバティックはいずこに〜。
パサールブリンハルジョに期待を混めていざ出陣。
ベチャは1日チャーターの約束なので待っててもらう。
広い広い市場!迷子になりそうだ。バティックよりもプリントバティックで作った洋服の方が多い気がする。掻き分け掻き分けバティックを探すが、これといった収穫は無い。
あぁ・・・ため息。
その分安いので加工用にプリント型押しバティックや手書きのまだ良さげなバティッを購入。今日はこの辺にしておこう。
バリにもある「マタハリデパート」で下ろしてもらう。
明日はいないけどあさっては又帰ってくるからチャーターする約束をしてベチャお兄ちゃんと別れる。
ちゃっかり荷物はホテルまで運んでもらう。
危なくないかって?危ないですよ。皆さんはしっかり持って歩いてくださいね。

マタハリデパートはバリよりもはるかに大きくて都会的。
おいしい物にありつけないジョグジャの町ではこんなデパートのフードコートの食事の方がましかもしれない。懐かしいミーアヤム(鳥入りラーメン)とアボガドジュースで簡単な夕食を済ませる。
ホテルまではもちろんベチャを拾って帰りました。
タクシーの初乗りがRp3500なのにベチャの初乗りがRp3000高いよねー。
でも1日チャーターはRp5万でしてくれたよ。この安さじゃ、排気ガスに咽びながらでも仕方が無い。
今回は旅行者ならず旅人ayunであるので身を粉にして旅をするのだ。

明日の列車はAM6:55発
なんだって毎日こんなに早起きしなきゃならないのやら。
まぁそれも旅と言うものさ。
今日の朝も早かったからすっかり夕方からウトウト・・・
夜7時頃コーランの合唱で目が覚める、そうかここはムスリムの島だったのだ。

王宮内で上演されていたワヤン・ゴレッ
ワヤン・ゴレッの伴奏をするガムラン
王宮のスタッフ、ユニフォームはバティックだ
鳥市場パサール・ウンガスン
水の宮殿タマン・サリ。王の離宮
瞑想場もすっかり朽ち果ててしまった